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2013.01.09 Wednesday

西加奈子『ふくわらい』


西加奈子さんの『ふくわらい』を読んでみました。

先っちょだけ読んで、すべてを語ってはいけないと思ったら、すべてを
語ってもいいらしい。念のため全部読んだけど、男が「先っちょだけ」
と言えばアレなのに、この本の「先っちょだけ」は先っちょがすべてで
あり、すべてが広がって行くんでありました。

哲学です。西加奈子が、西加奈子すぎる本でした。

あらすじは、マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の
鳴木戸定。25歳。唯一の趣味は、暗闇でのひとり遊び。彼女は幼い頃、
紀行作家の父に連れられていった旅先で、誰もが目を覆うような特異な
体験をした。 その時から、定は、世間と自分を隔てる壁を強く意識する
ようになる。 日常を機械的に送る定だったが、ある日、心の奥底にしま
いこんでいた、自分でも忘れていたはずの思いに気づいてしまう。

 
     

感想です。ツボです。ツボの迷宮に入り込んでしまった。面白かった。
理解に重点を置き、「体感」しようとしない自分を知るきっかけになり
ました。ただ賛否両論かもね。世界観がすさまじくて毛嫌いする人もい
るでしょう。ただ僕は大笑いして、ちょっとだけそのメッセージに考え
させられました。そんなへんてこな本です。

西加奈子の本にプロレスラーが出てきたら西加奈子好きにはどんな本か
わかるに違いない。


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