中島京子「エルニーニョ」


中島京子さんの「エルニーニョ」を読んでみました。

面白かったのか、面白くなかったのか。イチローも10回のうち6回は
凡打するわけですが、この本は僕にとってギリギリ凡打にあらず。

そのギリギリ感は中島さんの取材力と、あそび心とテクニックのおか
げかな。スジは単純なのに文中に挿話をはさむことで、現実と非現実
が混ざり合い、ストーリーに不思議な先入観を与えてくれる。セリフ
の使い方もグッとくるぜ。中島さんの意図していることをもっと理解
したい。そんな感じの本でした。

あらすじは、DV男から逃げる女子大生と、養護施設から逃げ出してき
た少年。追われたふたりが南国で出会い、たくさんの人と巡り合いな
がら南の町を逃げ惑うひと夏の物語。そうロードムービー仕立て。
しかし、逃げ続けるふたりにも夏の終わりが来るように、決着をつけ
なくちゃいけないときがやってくる。

     

エルニーニョ、暑い夏になるんでしょうか?そんな本です。



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