本多孝好『WILL』で号泣

 
本多孝好さんの「WILL」を読んで気持ちよく号泣しました。もやもやも
するけどおススメです。

あらすじは、突然事故死した両親の後を継ぎ、葬儀屋を営むことになっ
た森野、女性、独身、29歳、恋愛ベタ。物語は、葬儀という行為そのもの
よりも、葬儀を終えた後を題材に展開されていく。遺族や故人の想いをど
う受け止め、どう尊重していくのか。いくつかのエピソードを通して、森野
が最後に思い当たった両親への想いは・・・。こんな感じ。

作品中のエピソードは若干ミステリー&ファンタジーっぽい。これ不要。
尊いものを描くんだったら堂々と書いてほしかった。うんうん。複雑にし
すぎてメッセージが伝わりにくいのだ。

とか言いながら、最後ではふわっとして泣けちまったぜ。号泣だ。この
結論だけのためにだらだらと本を書いたんじゃねえだろうなと毒づきたく
なった。終わりよければすべてよし。もしかして、人生も「死」がよければ
すべてよしなのか。

結びはH・A・P・P・Y 、しばらく優しい気持ちが持てそうだ。本多君よ、
お主の名前を覚えておこう。ごちそうさまでした。

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